青春純愛小説「ストロベリームーン」を読んで涙した人には、ぜひ知ってほしい続編小説があります。
映画『ストロベリームーン 余命半年の恋』を観て原作が気になった人にもおすすめの作品です。
タイトルは「コールドムーン」。
萌が亡くなった後の世界を描いた、もう一つの切ない物語です。
「コールドムーン」はどんな話?
多くの人が感動し涙した芥川なおさんの「ストロベリームーン」続編として、2025年7月に刊行されたシリーズ第2弾。
今作の主人公は、前作にも登場した佐藤日向の幼馴染・高遠麗です。
麗は幼い頃から日向に恋心を抱いてきましたが、ずっとその想いを伝えられずにいました。
高校1年生の入学式、日向は学校一の美少女・桜井萌と出会った初日に付き合うことになり、麗の想いはさらに行き場を失っていきます。
物語の舞台は、萌が亡くなってから5ヶ月後。
高校1年生の冬、16歳の誕生日を迎えた麗は、幼馴染であり想い人である日向と一緒に、12月の満月「コールドムーン」を見上げます。
けれど、最愛の恋人を失った日向の気持ちは揺るぎません。
そんな中、麗は修学旅行のスキー場で遭難してしまい――。
麗の10年以上にわたる切ない片想いの行方が描かれていきます。
見どころ
「ストロベリームーン」の後日談としての切なさ
前作で結ばれることのなかった想いとは違う種類の片想いが描かれます。
亡くなった人を想い続ける日向と、そんな日向を想い続ける麗――。
どちらの気持ちも報われにくい構図が、読む人の胸を締めつけます。
「コールドムーン」というタイトルの対比
6月の満月 “ストロベリームーン” には「好きな人と見ると永遠に結ばれる」という言い伝えがありますが、12月の満月 “コールドムーン” には、そうした甘い言い伝えはありません。
この対比が、麗の想いの報われなさをそのまま表しているようなタイトルになっています。
前作を読んでいなくても楽しめる構成
前作の「ストロベリームーン」を未読でも問題なく読める作りになっており、続編でありながら独立した物語としても成立しています。
前作以上に心に残ったという声も
「個人的にはこっちの方が泣けました」という感想も多く、前作とは違う種類の切なさにファンの間で評価が高まっています。
こんな人に向いてる
- 前作「ストロベリームーン」を読んだ人や映画『ストロベリームーン 余命半年の恋』を観た人(特に麗の気持ち・その後が気になっていた人)
- 切ない片想いものが好き
- 「ストロベリームーン」を未読の人でも、純愛小説単体として楽しみたい
- 続編で「救い」があるのか気になる人
まとめ
「コールドムーン」は、前作で描かれなかった “残された人たちのその後” を丁寧にすくい上げた作品です。
萌と日向の物語に涙した人は、麗の10年越しの想いにも、きっと心を動かされるはずですよ。
作品情報
コールドムーン
著者:芥川なお
出版社:すばる舎
ページ数:296ページ
ジャンル:青春純愛小説(「ストロベリームーン」シリーズ第2弾)
2025年7月刊行
※2026年6月時点で映画化の発表はありません。







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